ちょっとインターバルが空きましたが、まだまだ続く富山地鉄の駅めぐり。
続いては、越中三郷駅。
駅名表示は「鐵電山富 驛郷三」と右書きで合併前の旧社名が併記されています。
味わい深いですなあ。
中に入ると、こちらの駅も他駅同様無人化され、窓口は塞がれて掲示板に。
外装はトタン板で補強されていますが、内装は木の温もりを感じさせます。
ホーム上屋はとても小さく一両分にも満たない大きさ。
丸石積みのホーム側壁や階段部分の木柵がいい感じ。
改札の脇には、こんな秤が置いてありました。
もはや実際に使われることはないのでしょうね。
東新庄駅はうってかわってモダンな外観です。
モルタル造で、菱形をモチーフとした正面が特徴的。
駅自体は昭和6年に開業しているようなのですが、このデザイン、いつごろ設計されたのでしょうね。
ひょっとしたら開業時から既にこのデザインだったのだろうか。
英字の切り文字がお洒落。
駅舎内は天井が高く、とても開放感がある。壁掛け時計の外した跡が丸く残っているのが、なんとなく個人的に惹かれてしまうポイント。
平日は朝から夜まで駅員が配置される駅なので、出札口はちゃんと残っています。
各駅に飾られているのと同じ作者の手によるイラスト。
一駅一駅に愛情を注いでいるのが窺えます。
ホーム上屋は古レールの柱。
暑さでぼんやりしていて、レールの銘とか写真撮ったり観察するの忘れた(涙)
最後にレール柱を近づいて。
今日は三駅紹介するつもりが、結局長くなって二駅どまり。
あと三回くらい続きます…。