住吉隧道 – 鎌倉隧道めぐり

小坪隧道のある市道と、国道134号の間にある階段を登ってゆくと、もう一つ小隧道が穿たれています。
これが「住吉隧道」です。

「鎌倉隧道めぐり」と称して鎌倉市周辺の隧道をご紹介していますが、こちらの隧道は実際には全区間逗子市内になっています。

三方をコンクリート吹き付けと擁壁に囲まれ、ちょっと圧倒されます。

東側坑口。洞内はコルゲート巻きで、東側から西側に向かって片勾配。路盤は階段になっています。

コルゲートに取り付けられた立派な扁額。
こういうスタイルの坑門にしては珍しいですね。

洞内を臨んで。途中で勾配が変わります。両坑口付近は緩勾配で、中間がやや急な勾配になっています。

照明は二箇所ある勾配の変化点近くに、蛍光灯がそれぞれ一灯ずつ。
若干薄暗い感じ。

西側出口。
出口から先は急な下り坂になっています。

西側坑口を振り返って。写真が傾いているのではなく、隧道自体の勾配が急なので、コルゲート板が傾いているように見えます。
水平感覚がおかしくなりそう。

そしてこちらにも扁額が。

西側から東側を見上げる感じで。下から見上げると一層急勾配に感じられますね。

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