富山地方鉄道の素敵な駅めぐり その6

ちょっとインターバルが空きましたが、まだまだ続く富山地鉄の駅めぐり。

続いては、越中三郷駅。

越中三郷駅

駅名表示は「鐵電山富 驛郷三」と右書きで合併前の旧社名が併記されています。

越中三郷駅名表示

味わい深いですなあ。

中に入ると、こちらの駅も他駅同様無人化され、窓口は塞がれて掲示板に。
外装はトタン板で補強されていますが、内装は木の温もりを感じさせます。

越中三郷駅待合室

ホーム上屋はとても小さく一両分にも満たない大きさ。
丸石積みのホーム側壁や階段部分の木柵がいい感じ。

越中三郷駅ホーム上屋

改札の脇には、こんな秤が置いてありました。
もはや実際に使われることはないのでしょうね。

越中三郷駅改札脇の秤

東新庄駅はうってかわってモダンな外観です。
モルタル造で、菱形をモチーフとした正面が特徴的。

東新庄駅

駅自体は昭和6年に開業しているようなのですが、このデザイン、いつごろ設計されたのでしょうね。
ひょっとしたら開業時から既にこのデザインだったのだろうか。

英字の切り文字がお洒落。

東新庄駅名英文表示

駅舎内は天井が高く、とても開放感がある。壁掛け時計の外した跡が丸く残っているのが、なんとなく個人的に惹かれてしまうポイント。
平日は朝から夜まで駅員が配置される駅なので、出札口はちゃんと残っています。

東新庄駅改札口

各駅に飾られているのと同じ作者の手によるイラスト。
一駅一駅に愛情を注いでいるのが窺えます。

東新庄駅イラスト

ホーム上屋は古レールの柱。
暑さでぼんやりしていて、レールの銘とか写真撮ったり観察するの忘れた(涙)

東新庄駅ホーム上屋

最後にレール柱を近づいて。

東新庄駅ホーム上屋レール柱

今日は三駅紹介するつもりが、結局長くなって二駅どまり。

あと三回くらい続きます…。