しばらくお休みしていましたが、そろそろ続きを。
今日から本線を離れて立山線。まずは下段。
特徴的なデザインの駅舎が多い地鉄の駅としては、比較的大人しめの外観でしょうか。
残念ながら、羽目板が大分痛んでいる様子。
待合室内は新しい羽目板が張られています。それにしても地鉄の駅待合室というのは貼るものが沢山ありますねえ。
どの駅も壁だけでは飽き足らず、出札窓口を塞いでそこにも何かを貼り付けています。
こちらの駅にもイラスト。
絵で見ると正面向かって右手に小屋のようなものが描かれていますが、いまはありません。
よく見ると基礎のようなコンクリートが残っているので、かつてはここに納屋か便所でもあったのでしょう。
改札口からホームまでは、少し廊下を歩きます。
ちょっと薄暗くて夜は怖いかも。
廊下からホームを眺めて。
木製の長椅子というのは、どうして愛おしく感じてしまうのだろう。…と、ふと思ってしまった七月の暑い昼下がり。
次は釜ヶ淵駅。
この駅も地鉄…というか富山電気鉄道クオリティ全開です。
小さいながらもこの存在感。
駅名表示をアップで。丸っこい書体がかわいい。
ホームには花が植えられているし、駅舎自体も地元の方々によって丁寧に保全されているようです。
西魚津、浜加積でも見られる柱の意匠。
待合室の壁は白く塗られ、開口部のわりに明るい印象。
そして出札口はまたもや掲示板。
釜ヶ淵駅も、改札口からホームの間はちょっとした通路になっています。
ホームへ向かうのと反対側にはちょっとした物置のようなスペースがあり、傘が何本かぶら下がっておりました。
地元の方の置き傘でしょうかねえ。のんびりした光景です。
かつては交換駅だったらしく、現在は使用されていないホーム跡が対面しています。
旧ホーム上にはプランターがずらりと並べられていて、地元の方の駅への思いが伝わってきます。
いよいよ佳境に入る駅めぐりの旅。
次回は岩峅寺スペシャルの予定です。
つづく。