秋葉橋 – 三弦橋
諏訪湖を源流とし、広大な河岸段丘を形成しながら伊那谷を下り、その後長野・静岡・愛知の各県が境を接する山岳地帯を抜けて遠州灘へと流れる天竜川。 その天竜川のなかでも急峻な地形を形成する地帯に位置する浜松市天竜区に、ひっそり…
続きを読む →諏訪湖を源流とし、広大な河岸段丘を形成しながら伊那谷を下り、その後長野・静岡・愛知の各県が境を接する山岳地帯を抜けて遠州灘へと流れる天竜川。 その天竜川のなかでも急峻な地形を形成する地帯に位置する浜松市天竜区に、ひっそり…
続きを読む →前回ご紹介した「島古隧道」から、国道418号をほんの数分南下すると、快適な二車線で遠山川を渡る橋の傍らに、二連のコンクリートアーチ橋が見えてきます。 これが月之島橋です。 現道と橋との間にはずいぶんと高低差があります。 …
続きを読む →長野県道18号の喬木村内を走行していると、橋の袂に「阿島の大藤」と書かれた看板が目に入ってきます。 「阿島の大藤」は川沿いにある安養寺というお寺の境内に広がる昭和初期に造営された藤棚で、十数本の藤の木が植えられており、も…
続きを読む →木曽福島の街中、土木学会選奨土木遺産に選ばれている大手橋から1.5kmほど下流に、もう一橋コンクリートローゼ橋が掛けられています。 これが広胖(こうはん)橋です。 江戸時代に、大手橋のある代官屋敷から程近い長福寺の住職高…
続きを読む →木曽福島は中山道三十七番目の宿場町として、江戸時代より栄えてきました。 街の中央を流れる木曽川にはいくつもの橋が架橋されていますが、その中にひときわ優雅な曲線を描くアーチ橋があります。これが大手橋です。 大手橋は中山道と…
続きを読む →国道19号を木曽福島から分かれて国道361号の開田方面へ進むと、きそふくしまスキー場、新地蔵トンネルへと至る現道から、峠道となる旧道が分岐します。 日帰り温泉施設「二本木の湯」の幟が目立つ交差点から旧道をしばらく進んでゆ…
続きを読む →国道19号を塩尻から木曽路へ向けて南下し薮原を過ぎると、左手に線形改良で廃道となった区間が見てとれます。 その廃道区間と現道との間に挟まれるようにして、小さなコンクリートアーチ橋が佇んでいます。 菅橋(すげばし)です。 …
続きを読む →箱根湯本から「旭橋」、「凾嶺洞門」と続く土木遺産銀座の最後を締めくくるのが、千歳橋です。 旭橋と同じリブタイドアーチ橋。スパンは旭橋が39.5mなのに対し、千歳橋は川幅が狭いことから25.5mと15mほど短くなっています…
続きを読む →箱根湯本の温泉街を越えると、国道1号はいよいよ箱根越えの山登りをはじめます。 山へと向かう旅人を迎える門番ともいえるのが、早川に架かる旭橋です。 ここからのごく短い区間に、旭橋、凾嶺洞門、千歳橋と、見ごたえのある土木構造…
続きを読む →国道153号を北上し、稲武の町を抜けてしばらく走ると、国道は上柏洞橋で野入川を渡ります。そのとき左手に見える小さなコンクリートアーチ橋が、前橋です。 比較的高低差があり、流れもそこそこ早い谷間に架橋されています。 欄干は…
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