川角トンネル廃道 その2
その1からの続きです。 川角トンネル廃道 その1 崩落地を越えると前方に見事な光景が広がっていました。 片洞門です。 片洞門というには少し掘りが浅く見えますが、懸崖を穿ち道を通した先人の努力に、ただただ息を呑むばかりです…
続きを読む →その1からの続きです。 川角トンネル廃道 その1 崩落地を越えると前方に見事な光景が広がっていました。 片洞門です。 片洞門というには少し掘りが浅く見えますが、懸崖を穿ち道を通した先人の努力に、ただただ息を呑むばかりです…
続きを読む →愛知県東部の山間に位置する東栄町。その中心街から佐久間ダムのある中部天竜方面へ抜ける国道473号を地形図で辿っていると、川角地区の中ほどで国道に寄り添って流れている大千瀬川を右岸から左岸へと橋で渡るのですが、その対岸を這…
続きを読む →以前ご紹介した「彩雲橋」を通る市道は、そのまま木曽川沿いに濃尾平野を臨む犬山城の建つ丘の下を縫うように進みます。 市道は彩雲橋から木曽川下流へ向けての一方通行で、しばらく崖と川に挟まれた狭い道を進みます。するとやがて進路…
続きを読む →市原トンネルの廃道、前回からの続きです。 国道151号 市原トンネル廃道 その1 (市原隧道) 市原隧道を抜けると、道は緩やかなカーブを描きながら川に沿って進みます。 直線区間がないまま、次の隧道が顔を覗かせてきました。…
続きを読む →国道151号は、長野県飯田市と愛知県豊橋市とを結ぶ、延長約130kmほどの一般国道です。 長野県内では遠州街道、愛知県北部では別所街道、南部では伊那街道と呼ばれており、明治以降整備が進められ、1953(昭和28)年5月に…
続きを読む →紀伊半島南部の山間は、三重県と和歌山県、奈良県とが境を接し、古くから熊野詣で栄えてきました。 周辺一帯は「紀伊山地の霊場と参詣道」として2004(平成16)年にユネスコ世界遺産に登録されて脚光を浴び、今も熊野古道巡りなど…
続きを読む →中山道三十七番目の宿場町である福島から開田、高根を経て高山へと至る道筋は、古くから飛騨街道と呼ばれ、利用されてきました。 福島から開田への道程は、福島宿の北側に位置する黒川に沿って北上し、途中の渡合から支流の西洞川沿いへ…
続きを読む →国道8号を走っていると、敦賀と杉津の間でロックシェッドの隙間からちらりと隧道が見えるのがいつも気になっていました。 阿曽隧道。明治9年に、当時の敦賀県により東浦道と呼ばれる敦賀と福井を結ぶ道として計画され、当初は人道とし…
続きを読む →長野県飯田市南信濃、かつての下伊那郡南信濃村周辺の「遠山郷」は、周囲を急峻な山に囲まれた地域です。 他の地域への交通は最近でこそ整備が進んでいるものの、かつては険しい谷沿いに続く細い道のみで、ほんの十数年くらい前には、飯…
続きを読む →長野県道22号松川大鹿線は、天竜川に沿って走る県道18号伊那生田飯田線を松川から別れ、小渋湖の最奥部で県道59号松川インター大鹿線と合流して大鹿村鹿塩の国道152号に至る、延長16kmほどの県道です。 「松川大鹿線」と名…
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