県道264号角前田交差点のやや北西、県道から東へ市道へ入った緩やかな坂の途中にある消防団詰所の前に立つ櫓。
見張台は円形で屋根は無く、中心部分に鋼管製の柱が建てられ、頂部には滑車を吊るせるようになっているが、滑車は見当たらなかった。高欄は、手摺が鋼管製、垂直材が丸鋼製。手摺の外縁に、L字型のホース干し金具が張り出している。
脚は三本で、主材が太い鋼管製、水平材はなく丸鋼製の斜材がワーレントラス状に配置されている。櫓本体は4ブロックで構成されており、各ブロックの接合面は等辺山形鋼をフランジ状に溶接し、六角ボルトで共締めして締結されている。
梯子は櫓本体に内包されており、主材の鋼管とワーレントラス状の斜材の間に水平に丸鋼を配している。上部には、円形の転落防止柵が設置されている。
(2020年7月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | ○型 |
脚 | △型 |