火の見櫓図鑑
木曽川左岸に位置する山名地区の公民館と学習等供用施設の敷地内に立つ櫓。四角い屋根は非常に浅く、避雷針や蕨手などの装飾は見られない。軒にはホース干し用の竿が突き出しており、先端には滑車が吊るされている。 見張台は外枠が等辺山形鋼、柵の部分は丸鋼が用いられており、こちらも特に装飾的要素は見られない。 梯子は一段で桁内設置。斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結している。基礎は地盤から40~50cmほど嵩上げされている。
(2014年7月訪問)
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