県道43号線、棚尾の中心街にある毘沙門天の向いに立つ櫓。資料によると、1924(大正13)年に棚尾町の発足にあたり地元で鉄工所を興した平岩種治郎氏の寄贈により建設されたもので、かなりの歴史を有している。
見張台は浅めの四角屋根を頂き、欄干には四面とも「TANAO」の切り文字があしらわれている。非常に背が高く、梯子は三段になっており、踊り場は上・中段が足場のみの簡易なもの、下段が桁内全体に床板を張ったものになっている。
参考資料:碧南を駆け抜けた熱き風たち -碧南人物小伝- (碧南市ウェブサイト)
(2012年12月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |