大泉寺消防器具庫
屋根 | △型 |
---|---|
半鐘 | あり |
見張台 | △型 |
脚 | △型 |
国道155号と中仙道の脇往還、下街道との交差点に立つ櫓。反りの着いた深めの三角屋根で、避雷針と風向計、屋根飾り、蕨手が設けられている。見張台は三角形の角を面取りした形で、欄干下部に円弧状のふくらみを持たせている。
脚は三本で梯子は桁内に一段で設置されている。中間部分には半鐘を吊るしていたと見られる小屋根と吊り金具が見られる。
基部はアーチ状の斜材に補強材が入ったスタイルで、アーチ頂点部には「名古屋市 昭和37年 杉浦鍜工所 熱田区波寄町六七」と記された製造銘板が掲げられている。