弥勒寺東の火の見
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |
県道63号から市道を東側に入った、日吉神社の鳥居の前に建つ櫓。屋根は反りのついた四角形で、頂部には先端が四つ叉の避雷針、風向計、蕨手が設けられている。
四角形の見張台は手摺部分が等辺山形鋼、垂直材が平鋼製で交点はリベットにより締結されている。垂直材の下部は半円状に外側へ張り出したデザイン。
脚は四本で主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング式調整装置で締結している。見張台の半鐘部分にも斜材が入れられている。
梯子は二段で桁内設置。中間の踊り場は片側だけバルコニー状に張り出した踊り場が設置されており、踊り場にも小屋根が掛けられた半鐘が吊るされている。出入口部分はアーチ状に造形された斜材が入れられている。
基部は出入口部分はアーチ状の斜材が設けられており、斜め、水平方向に補剛が入れられている。
斜材アーチの頂点部分には「鍛治弘工業所 西春」と記された製造銘板が掲示されている。