時志北郷中の火の見
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |
国道257号沿い、名古屋鉄道河和線 河和口駅から500mほ南下した、小川の河口付近に建つ櫓。屋根は浅めの四角錐形で、頂部には先端がダイヤ型になった短めの避雷針が設置されているが、その他の装飾的要素は見られない。半鐘は屋根裏中心部に吊るされている。
見張台は四角形で、高欄は手摺と外縁部が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製。手摺の一面にはホース干し用のフックが、また床面にはサイレンが設置されている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング式のバックルで締結したもの。各部の接合にはプレートを用いず、水平材、斜材ともに主材に直接六角ボルトで締結されている。
梯子は二段で桁内設置。中間部に桁内1/2ほどのスペースの足場のみの踊り場が設けられている。
基部は梯子の出入り部分の斜材がハの字型になっている。基礎の部分はコンクリートに埋設されたベースプレートに六角ボルトで固定されている。
(2020年7月訪問)