旗屋西部説教所の火の見
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | なし |
脚 | □型 |
熱田神宮公園南側の住宅街の中にある、寿淋寺 幡屋西部説教所の敷地内に建つ半鐘台。高さ3m弱程度ながら火の見櫓状の形状をしている。屋根は四角錐状で、頂部には避雷針と呼んでよいのか微妙な、鍋蓋の把手のような突起物が設けられている。半鐘は屋根裏中心に吊るされている。
火の見櫓のような形状をしているが、高さが非常に低いため見張台は設けられていない。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。梯子は一段で桁内設置。
基部は梯子の出入り部分のみアーチ状に斜材が造作されている。基礎の部分は主材を取り囲むようにコンクリート製の円柱が地平の基礎から突き出している。
(2020年6月訪問)