岡崎市岩津消防団第一部車庫警備室
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |
県道39号沿い、県道26号と交差する鴨田町所屋敷交差点の北西にある消防団詰所前に立つ櫓。見張台に屋根は無く、頂部には避雷針、風向計、方位標がねじりを入れられた支柱に支えられている。避雷針の直下には棚のようなスペースが設けられており、小屋根が掛けられたサイレンが設置されている。半鐘は設置されていない。
見張台は四角形で、高欄は手摺と外縁部が等辺山形鋼製、水平材が丸鋼製、垂直材の代わりに丸鋼をリング状のバックルで締結した斜材が入れられいてる。床版は平鋼を簀の子状に並べたもの。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各部は主材へ直接接合されており、水平材はリベットで、斜材は主材に穿孔し丸鋼を外側から折り込んだ形で結合している。
梯子は三段で、上中下段ともに桁内設置。踊り場は上段、下段ともに梯子の折り返し部分ののみ足場が設けられた簡易なもの。
基部は梯子の出入口部分がアーチ状に造作されている。
(2021年5月訪問)