火の見櫓図鑑

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半田消防署武豊支署

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 △型
△型

 名古屋鉄道河和線 知多武豊駅の北北西約150mほどの市道沿いにある半田消防署武豊支署の敷地内に建つ櫓。見張台は三角形で屋根はなく、半鐘も設置されていない。高欄は手摺が太目の鋼管製、垂直材が丸鋼製。ホース昇降用の滑車が設置されており、手摺にもホース干し用のL字フックが取り付けられている。
 脚は三本で、主材は太い鋼管製、垂直材がチャンネル鋼製。斜材は丸鋼製で、X字状に組まれており、張力調整には枠式ターンバックルを用いている。各部材の接合は、主材と水平材は溶接、斜材は丸鋼の先端にプレートを溶接し、そのプレートを六角ボルトで締結している。
梯子は一段で桁外設置。中間より上部には、円形の転落防止柵が設置されている。基部は接合プレートの半分程が見える程度にコンクリート基礎に部材ごと埋設されている。

(2020年7月訪問)

全景 見張台 脚部 基部

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