火の見櫓図鑑

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大野町の火の見

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
□型

 名鉄常滑線大野町駅から西へ200mほど、矢田川沿いの市道に建つ櫓。非常に背が高く、かつては屋根があったのではないかと思われる構造だが、現在は屋根は見られない。
見張台は四角形で、手摺、水平材、下枠が等辺山型鋼製、主材は丸鋼製で、特に装飾的な要素は見られない。
脚は四本で主材、水平材は等辺山型鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各節の接合はプレートを用いず主材にリベットで直付けとなっている。
梯子は三段で桁内設置。踊り場は、上段は桁間が狭いからかバルコニー状に半分張り出しており、下段は桁内に足場が設けられている。
梯子の基部は悪戯防止のためか「キケン! のぼるな とこなめし」と書かれた板が張られて梯子に取り付き難くされている。

(2016年2月訪問)

全景 見張台 見張台高欄 踊り場(上段) 踊り場(上段) 基部

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