火の見櫓図鑑

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常滑市消防団第五分団

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
柱型

 常滑市の中心街、常滑市陶磁器会館の駐車場敷地内に建つ櫓。常滑市で散見される太めのH鋼の主材をもう一本のH鋼の支柱が支える変則一本脚。周囲はやきものの街として常滑焼をあしらった街並みとしていることから景観に配慮してか、常滑焼をイメージさせる茶色に塗装されているのが特徴的。
見張台に屋根は無く、欄干は手摺と床面外枠が溝型鋼、主材と水平材が丸鋼製で、主材の天端には先端が四叉になった避雷針が設けられ、その下にホース干し用の角鋼製の竿と同様の構造の半鐘を吊るす竿が張り出しているが、半鐘は取り外されている。
梯子は一段で主材に取り付けられており、全体を半円状の転落防止柵に覆われている。

(2016年2月訪問)

全景 見張台 梯子 基部

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