火の見櫓図鑑

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熊野の火の見

火の見櫓

屋根 なし
半鐘 なし
見張台 □型
柱型

 常滑市熊野町の、県道252号から少し東側へ入った駐車場の片隅に建つ櫓。見張台に屋根は無く、頂部には避雷針が設けられ、その下には竿が渡されており、両端に滑車が吊るされている。
見張台は四角形で、高欄は手摺と下部外縁が溝形鋼製、四隅の垂直材と水平材が太目の鋼管、それ以外の垂直材が細めの鋼管もしくは丸鋼製。手摺の相対する二辺にはホース干し用のフックが設置されている。
脚はH鋼製の主材が一本と傾斜のついたH鋼の支柱によって構成され、傾斜した支柱は梯子を兼用しており、丸鋼を用いた踏ざんと手摺が溶着されている。主材と支柱との間には三か所H鋼製の水平材が渡されている。中間部分には、道路の街灯のような照明が設置されているのが特徴的。

(2020年7月訪問)

全景 見張台 見張台高欄 脚部 基部

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