豊川市牛久保消防団
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |
JR東海 飯田線牛久保駅の北方、約100mほどの市道沿いにある消防団詰所の敷地に建つ高層の櫓。駅からも見張台を見ることができる。
角にRのついた四角形の見張台は、かつて屋根が有ったと思われる構造だが現在屋根は掛けられておらず、半鐘も吊り金具はあるが本体は見られない。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各部の接合はプレートにより、主材、水平材、斜材いずれもプレートに六角ボルトで締結されている。
梯子は四段で全ての段が桁内設置。踊り場は三箇所あり、上段の踊り場は足場のみ、中間の踊り場は見張台同様、角にRのついた四角形の高欄を有しており、手摺部にはホース干し用のL字フックが装備される。下段の踊り場は足場のみ。
基部は梯子の出入り口面のみアーチ状の斜材がもうけられ、アーチ上部には扇形の「牛久保消防團 第一分團 昭和二十七年十月竣工」と記された分団銘板が扁額のように掲げられている。
(2018年10月訪問)