火の見櫓図鑑
馬場目川に寄り添う様に進路をとる県道15号沿いに建つ櫓。屋根は無いが、以前屋根が設けられていたような柱の形跡が見られる。 見張台は円形で、欄干は手摺部、垂直材ともに丸鋼製で、手摺部分にはやや太めの部材が用いられている。 脚は三本で、主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプ。各節はプレートで結合されており、主材と水平材はボルト留め、斜材は丸鋼をくの字に曲げて穴に挿し込んである。梯子は一段で外付け設置。
(2015年8月訪問)
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