国道285号、五城目の街を越えた先、県道4号を北上し、湯の越温泉へ向かう途中の湯ノ又地区に建つ櫓。円形の見張台に屋根は無いが、足部が上層まで伸びており、かつては屋根が掛けられていたのではないかと推測される。半鐘はなく、柱部分からホース昇降用の滑車が吊るされた竿が伸びている。高欄は、手摺と垂直材が平鋼製、下枠が等辺山形鋼製。
脚は三本で、主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼製で、斜め材には張力調整装置は設けられていない。各部の結合はプレートにより、主材はリベット留め、水平材と斜材はボルト締結となっている。梯子は一段で桁外設置。梯子基部が八の字型に広がり、主材の根元部分と接続している。
(2017年8月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | ○型 |
脚 | △型 |