県道66号から米代川右岸を南下した下モ平地区に建つ櫓。屋根は小ぶりな非常に浅い円錐形。頂部になんらかの装飾が施されているかは、屋根がほぼ扁平で円盤といってよい状態のため、近くからでは確認できなかった。半鐘が軒下に吊るされている他、ホース昇降用の滑車が設けられている。
見張台は円形で、手摺部と下枠が等辺山方鋼、垂直材が丸鋼製。手摺の下には半周分干すためのホースを引っ掛けるフックが設けられている。
脚は三本で、主材、水平材は等辺山形鋼製、斜材は丸鋼製でパイプ式ターンバックルで張力調整をしている。各節の接合はプレートへのボルト留め。
梯子は一段で桁外設置。基部はA字型の斜材が設けられている。
(2016年8月訪問)
屋根 | ○型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | △型 |