火の見櫓図鑑

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鹿角市消防団第十二分団第三部

火の見櫓

 JR東日本花輪線 十和田南駅の北西1.5kmほど、県道313号から一本外れた十和田瀬田石地区の集落の中に建つ櫓。屋根は三角錐形で、頂部には先端がダイヤ型になった避雷針が設けられているが、その他の装飾は見られない。半鐘は設けられておらず、屋根下には三方向へ向けてスピーカーが設置されている。
見張台は角が切り欠かれた三角形で、高欄は手摺、垂直材、下部外縁すべて等辺山形鋼製。床版は幅広の鋼板を簀の子状に並べたもの。
脚は三本で、主材、水平材、斜材ともに等辺山形鋼製。斜材はV字状に配置されている。梯子は一段で桁外設置。
基部には「施工 松野ポンプ製作所 秋田市」と記された大型の製造銘板が取り付けられている。

(2023年4月訪問)

屋根 △型
半鐘 なし
見張台 △型
△型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部 製造銘板

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