小坂町から青森県平川市へと抜ける国道282号沿いにある集会所の敷地内に建つ櫓。屋根は底の浅い丸型で、頂部には先端が四つ叉に分かれた避雷針が、屋根下には半鐘とサイレンが設けられている。
見張台は円形で、欄干は手摺部分と垂直材が等辺山形鋼、水平材が丸鋼製。手摺の一部分にはホースを干すためのフックを吊るした金具が取り付けられている。
脚は三本で、主材、水平材、斜材ともに等辺山形鋼を用いており、各部の接合は溶接。斜材の交点はリング状のバックルを模したのか円形のプレートで接合されている。
梯子は一段で外付け設置。基礎はコンクリート部分が逆T字型のようにやや地表より露出している。
(2015年8月訪問)
屋根 | ○型 |
---|---|
半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | △型 |