火の見櫓図鑑

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大館市消防団第七分団(上代野)

火の見櫓

 大館樹海ドームの東側、大館市長木保育所の敷地内に建つ櫓。屋根は非常に浅い円錐形で、頂部には先端が四叉になった避雷針と風向計が設けられており、風向計の先端は円錐形になっている。見張台は円形で、各部は全て丸鋼で構成されている。手摺の外縁にはホース干し用と思われる丸鋼が全周に渡されており、床面からの方杖で支えられている。
脚は三本で、主材と水平材が等辺山形鋼製、斜材が丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプ。各節の接合は長方形のプレートにより、主材とはリベットで、水平材・斜材とはボルトが用いられている。
梯子は一段で外付け設置なのだが何故か途中で途切れており、基部を含む下側三節分は梯子が設けられていない。

(2016年8月訪問)

屋根 ○型
半鐘 なし
見張台 ○型
△型

見張台 屋根 見張台高欄 踊り場 基部

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