国道7号沿いの花咲温泉から東へ200mほど進んだ先の公民館と消防団詰所が同居する敷地内に建つ櫓。屋根は反りのついた大きく深い六角形で、頂部には装飾が施された避雷針が設置されている。半鐘は屋根の支柱に吊るされており中心部からはややオフセットしている。
見張台は円形で、高欄は手摺と下部外縁が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製。ホース干し用L字フックが二か所に設けられている。
脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼にパイプ式ターンバックルを組み合わせたものとなっている。
梯子は二段で上下段ともに桁内設置。中間の踊り場は張り出しがなく、高欄は設けられているが足場は桁内1/3ほどのごく狭いスペースとなっている。
(2023年4月訪問)
屋根 | 6角型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | △型 |