温湯温泉の温泉街北東の端近くにある消防屯所に併設された櫓。基本的には梯子型で、上部に四角形の見張台が設けられている。梯子の転落防止柵も一体になっているのでL字に見える。
見張台には、小屋根が掛けられた半鐘が吊るされている。材質は、半鐘を吊るす柱と高欄の外枠が角形鋼管、垂直材が丸鋼製で、張り出した転落防止柵の部分は外枠が等辺山形鋼、垂直材が平鋼と使い分けられている。
脚は二本とも太めの角形鋼管で足場は丸鋼製。途中上下二箇所で隣接する屯所との間で結合されており、自立はしていない。
（2012年8月訪問）
| 屋根 | なし |
|---|---|
| 半鐘 | あり |
| 見張台 | □型 |
| 脚 | 梯子型 |
