火の見櫓図鑑
県道70号線と県道5号線の交点近くに立つ櫓。八角屋根に風向計、屋根飾り、蕨手を備えるほか、欄間部分や見張台の欄干など様々なところに唐草様の装飾が施されており、かなり繊細な印象。屋根板が一部剥がれてしまっているのが残念。 基礎は脚の根元部分だけ四角形の枠がついており、周辺部は後からコンクリートを打設したように思われる。主材(脚)と横桁、斜材を締結するプレートに縞鋼板が用いられているのが特徴的。
(2011年5月訪問)
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