県道69号線沿いに立つ櫓。浅い四角屋根に避雷針、風向計、屋根飾り、蕨手が設けられている。見張台の欄干は四隅が旗竿のように突き出ており、先端が球形になっているのが特徴的。
梯子は二段で、上段が桁内、下段は外付け。踊り場は張り出しがなく桁内に収まっており、見張台とは別に半鐘も吊るされている。欄干に信号表が掲示されているが、何故か高所であるに関わらず外側を向いて取り付けられているため実用にはなっていないように思われる。
基礎の部分はコンクリート造の消防ポンプ庫になっており、右書きの「場置筒喞」の扁額と鉄の扉が重厚な印象を与える。
※既に撤去済みです。
(2011年5月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |