国道21号沿い、可茂消防事務組合南消防署御嵩分署の庁舎裏に建つ櫓。アイボリーの塗装がよく目立つ。屋根は反りのついた切妻屋根になっており、避雷針は屋根ではなく見張台から立てられている。
見張台は四角形で、中央部分に櫓下端まで太い鋼管が通されており、屋根裏の鋼管上部に滑車状のものが見られることから、ホースを干す際の風防の役割を負っているものと見られる。
脚は四本で、主材、水平材は等辺山形鋼、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結している。各節はプレートにボルトで締結されている。桁内を鋼管が占拠しているため、梯子は外付け一段。
(2019年4月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |