岐阜県道63号美濃加茂和良線沿い、旧上之保村の中心部にあたる地区の消防署と駐在所に挟まれた場所にある消防団詰所の傍らに建つ櫓。
三角形の見張台に屋根は無く、高欄は手摺部と下辺が太目の鋼管製、垂直材が丸鋼製。また、高欄は床板とは接続しておらず、床板は水平材に溶接されている。
脚は三本で太い鋼管製。水平材は主材より細めの鋼管製で、中間に補助的に更に細い鋼管の水平材が渡されている。斜材は丸鋼に枠式ターンバックルを備えたもの。各部の接合は主材に溶接されたプレートにより、水平材は溶接で、斜材は六角ボルトで締結されている。
梯子は一段で桁内設置。各節の桁内端部に三角形の簡易な足場が踊り場代わりに設けられている。
※既に撤去済みです。
(2019年4月訪問)
屋根 | △型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | △型 |
脚 | △型 |