火の見櫓図鑑
奥飛騨温泉郷、福地温泉「昔ばなしの里」の入口に建つ木製の櫓。屋根はなく、見張台も手摺に横木が一本渡されただけの簡素な造り。半鐘は一本だけ長く延びた主材に取り付けられた横木に吊るされている。 脚は三本で、主材は太い丸太、斜材は平板をX字状に組んだもの。一面は水平材と梯子を兼ねており、横木が渡されている。中間部分には「昔ばなしの里」、「露天風呂」という看板が設けられており、実用というよりは観光用に目印の看板代わりに設置されたものと見られる。
(2017年4月訪問)
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