火の見櫓図鑑
集落の外れに立つ櫓。屋根は頭頂に先割れ型の避雷針と蕨手状の装飾、隅棟にも蕨手があしらわれている。 見張台に半鐘はなく、屋根裏には大型のサイレンが備え付けられている。方杖はアーチ状に弧を描いている。半鐘は中間の踊り場に備えられており、見張台と共に欄干部分には細かい装飾が施されている。基部は、最下段の一節のみクランク状に柱が曲げられて幅が広く取られており、資材を置いたりするスペースとして活用できるようにされている。
※既に撤去済みです。
(2011年4月訪問)
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