火の見櫓図鑑

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日立市消防団第二十五分団詰所

火の見櫓

 JR東日本 常磐線十王駅から北東へ直線距離で2.5kmほど、県道10号沿い、十王町山部地区にある消防団詰所の裏手に建つ櫓。屋根は平らな八角形で、コンクリート柱の頂点部分に被せるようにして取り付けられている。半鐘は設けられておらず、屋根のやや下にサイレンが設置されている。
見張台は四角形で、手摺部が鋼管製、外縁部が等辺山形鋼製、垂直材が丸鋼製。主材はコンクリート柱一本なので、取付バンドをベースにして等辺山形鋼を格子状に組んだ方杖によって支えられている。
前述の通り、脚は一本で電柱と同じコンクリート製の柱を用いている。梯子は一段でほぼ垂直に設置されており、主材とは取付バンドに溶接された丸鋼製の支柱で接合されている。

(2019年8月訪問)

屋根 8角型
半鐘 なし
見張台 □型
柱型

全景 見張台 屋根 見張台高欄 脚部 基部

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