国道461号沿いに立つ櫓。大き目の円形見張台に反りのついた深めの八角屋根を載せており、ややずんぐりとした印象を受ける。
屋根には避雷針と蕨手、見張台高欄にも細やかな装飾が見られる。
梯子は三段で最下段のみ桁外設置。上段の踊り場は片側が桁外に張り出したもので、下段の踊り場は足場と簡易柵のみ。上段踊り場の欄干には、見張台同様の装飾が施されている。
基部には、「高萩町 第五分團」と記載された分団銘板と、「有限会社高萩製作所製 昭和二六年九月」の製造銘板が取り付けられている。
(2013年5月訪問)
屋根 | 8角型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | ○型 |
脚 | □型 |