火の見櫓図鑑
山代温泉と粟津温泉を結ぶ県道11号沿い、那谷町に建つ櫓。見張台に屋根はなく、頂部には小屋根が掛けられたサイレんが設置されている。その直下にはホース干し用の竿が渡されている。 見張台は円形で、高欄は手摺が鋼管、垂直材が鋼管または丸鋼、水平材が平鋼製。脚は三本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材が平鋼製。各部の接合はプレートにより、主材とはリベットで、水平材、斜材とはボルトで締結されている。梯子は外付けで一段設置。
(2022年5月訪問)
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