北上市西南部、秘湯として有名な夏油温泉へ向かう県道122号と県道37号の交差部にある消防団屯所の敷地内に建つ櫓。見張台は四角形で屋根は無く、半鐘とホース昇降用のウインチらしきものの部分にのみ小さな切妻の屋根が設けられている。
見張台の欄干はT字を逆さまにして傾けたような配置になっており、やや空間部分が多い。
主材、水平材、斜材はいずれも等辺山形鋼を用いており、斜材はくの字と逆くの字を交互に配置したような組み方で、水平材は四箇所ほど渡されているのみ。
梯子は一段で外付け設置。全体をリング状の転落防止柵で覆われている。
(2014年10月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |