火の見櫓図鑑
下船渡の国道45号沿いに立つ櫓。高台なので東日本大震災での津波被害は免れ、現在も地域防災の拠点としての役割を担っている。 頭頂部にサイレンを載せ、その傍らに半鐘が吊るされている。脚は四本で、上半分は垂直な柱状に組まれ、中間で中折れして下半分は錐形にすそ広がりの形状となっている。 上部の桁間隔が狭いため梯子は外付けで、脚部と同様に中間の接合部で屈折している。
(2012年8月訪問)
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