京浜急行電鉄本線 屛風浦駅から国道16号へ向けて東へ200mほど進んだ坂の中ほどにある消防団詰所の敷地内に建つ櫓。見張台は四角形で、道路に面した方向の桁外に張り出しており、主材からは方杖によって支持されている。屋根は無く、頂部は北方向に向けて梁が伸びており、そのやや下方に設けられた梁の北側先端にはホース昇降用の滑車が吊るされている。
見張台の高欄は、手摺と下部を除く外縁が太い鋼管製、水平材が細い鋼管もしくは丸鋼製、下部外縁が等辺山形鋼製。
脚は四本で、主材が太めの等辺山形鋼製、水平材は無く、細目の等辺山形鋼を用いた斜材がワーレントラス状に入れられている。主材と斜材の接合は丸頭または六角ボルトによる。
梯子は一段で桁外設置。基部の構造自体に変化はないが、構造材はコンクリート基礎に埋設されている。
※既に撤去済みです。
(2019年11月訪問)
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |