京都市内の七条通沿い、七条通堀川交差点の西70mほど、西本願寺の南側に立地する消防団詰所に設置された櫓。
建付けが非常に特徴的で、詰所の二階部分に一体化するように設けられており、洛中という立地から景観に配慮したのか木造となっている。
屋根は切妻で、屋根裏中央部に半鐘が設けられており、傍らには打鐘用の撞木も吊るされている。小屋梁の部分には、「安寧消防分団」と記された扁額が掲げられている。
梯子は一階の軒部分までしかないため、実際に打鐘する場合には別途梯子を用意する必要がある。
(2019年12月訪問)
屋根 | 切妻型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |