石巻市消防団第七分団第二部鹿妻班ポンプ置場
屋根 | なし |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |
石巻市東部、標高247mの牧山の最南端に位置する住宅街と山の境界部分に建つ櫓。櫓の後背部は急崖地となっており、法枠工にロックボルト工を併用した物々しい雰囲気となっている。櫓は、頁岩の露出した岩塊の高さを利用しており、見張台の高さはあるが櫓の鉄塔そのものは脚部一節分しかない。
見張台は円形で屋根、半鐘はなく、中央部に赤く塗られた屋根が掛けられたサイレンが設置されている。高欄は、手摺部、垂直材ともに丸鋼製。上部にはホース昇降用の滑車を吊るす竿が渡されている。
脚は三本で主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプ。
梯子は櫓が建てられた岩塊裏手に階段状に設けられており、手摺も設けられている。
(2017年5月訪問)