塩竈消防団西部分団
| 屋根 | なし |
|---|---|
| 半鐘 | なし |
| 見張台 | □型 |
| 脚 | □型 |
県道3号沿い、塩竈神社の参道としては最も古いといわれる七曲坂への登り口にある四方跡公園の隅に建つ櫓。見張台には屋根がないが、骨組だけが形成されているので以前は設置されていた可能性も推察される。現在は四方に向けられたスピーカーが非常によく目立つ。半鐘は設けられていない。高欄は手摺部は鋼管とみられ、垂直面はエキスタンドメタルの網板を用いている。
脚は四本で、主材、水平材、斜材のいずれも等辺山形鋼製で、各部はプレートにボルト締結されている。
梯子は二段で上段が桁内、下段が桁外設置。踊り場は下から二段目の節に設けられており、梯子出入口両側には垂直材として支柱が設けられている。基部はΛ形の斜材が設けられており、プレートへ向けたものの他に、下部水平方向にも補剛が渡されている。
（2017年4月訪問）
