国道152号を和田から上村へ北上する途中、上村川を渡った対岸にある八日市場集落の高台に建つ櫓。後背を森に囲まれているが見通しは良さそう。
四角形で反りのついた屋根は、頂部に先端が鏃状になった避雷針と風向計が備えられている。見張台の欄干部分は外枠は等辺山形鋼製。水平材と斜材は丸鋼製で、中心部分は円形に装飾されている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したタイプ。各部はプレートにリベットで結合されている。
梯子は一段で桁内設置。基部にはもともと銘板か信号表、あるいは配電盤ボックスなどが取り付けられていたと見られる金枠が設置されている。
(2015年9月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |