火の見櫓図鑑
大室集落の狭い路地の辻に立つ櫓。浅めで反りの深い八角屋根には、矢尻の大きな風向計や太目の材で造られた蕨手が飾られている。 中間の踊り場部分の水平材は人の動きが取りやすいようにアーチ状に造作されている。 基部と見張台との間には伝声管がわたされているのが目を引く。 「施工 昭和30年10月 江沢鉄工所 須坂市」の製造銘板あり。
(2012年1月訪問)
←Prev | 目次 | PageTop | Next→