火の見櫓図鑑
国道403号線の綿内駅入口交差点沿い、綿内西宮神社境内の一隅に立つ櫓。八角屋根の頭頂部には、矢尻が二股に大きく分かれた風向計が目立つ。 中間に設けられた踊り場は片側のみ円弧状に張り出しており、欄干にはホース干し器具がトゲのように突き出している。基部にはブロックで造られた小さな祠のような建屋があり、中には消火栓が配されている。アーチ状のブレース頂点には「寄贈 昭和32年9月24日 田尻木材株式会社」の寄贈者銘板が取り付けられている。
(2012年3月訪問)
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