山間の耕地に広がる集落の上部に立つ櫓。西北西方面が大きく開けており眺望が非常に良い。
屋根は反りのついた四角屋根で避雷針と蕨手を有する。見張台は円形で、円弧状の方丈に支えられている。
斜材は上四節が平鋼の交点リベット留め、下二節が丸鋼のリング状のバックルによる締結になっている。梯子は二段で上下段とも桁内設置。踊り場部分は張り出しがなく簡易な足場が設けられている。
基礎は逆T字型になっている。ブロック造の倉庫が設けられており、壁面には信号表の掲示あり。
(2012年3月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | □型 |