長和町南東部、国道142号から一本脇へ入った旧中山道沿いに建つ櫓。屋根は四角形で、頂部には避雷針と屋根飾り、蕨手が設けられている。半鐘は屋根裏中心部に吊るされている。
見張台は円形で、高欄は手摺、水平材、垂直材のいずれも丸鋼製。床版は平鋼を簀の子状にならべたものとなっている。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は上部六節分が等辺山型鋼と平それぞれ一本ずつをX字状に組んだもの、下三節は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。
梯子は二段で、上下段ともに桁内設置。中間に片側だけバルコニー状に張り出した踊り場があり、上部はアーチ状の造作がされている。
(2022年8月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | ○型 |
脚 | □型 |