県道61号沿い、長野集落の中ほどにある公民館の敷地内に建つ櫓。四角屋根の上には、リングを二つ組み合わせたような装飾が頂点部分にあしらわれた避雷針と風向計、唐草状の屋根飾りが設けられている。
見張台は四角形で、外枠は等辺山形鋼、欄干は平鋼で造られており、四隅は先端が欄干天端からやや突き出し、Rがつけられている。欄干中央部には平鋼をX字状に組んだ装飾がなされている。
脚は主材、水平材は等辺山形鋼、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したオーソドックスなスタイル。梯子は一段で桁内に設けられている。
基部の斜材は、表に面した梯子への出入り部分のみアーチ状で、それ以外の面はハの字型になっている。
(2014年11月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | あり |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |