JR西日本山陽本線 瀬戸駅の西方800mほど、県道96号沿い、長尾山と上ノ山に挟まれた水田地帯の中に建つ櫓。屋根は浅い四角形で、頂部には先端が鏃状になった避雷針と、矢羽根が二股になった風向計、カール状の屋根飾りが設けられている。半鐘はみられない。
見張台は四角形で、高欄は手摺と外縁の垂直材が鋼管製、その他の垂直材が丸鋼製、下部外縁が等辺山形鋼製。
脚は四本で、主材、水平材が等辺山形鋼製、斜材は丸鋼をリング状のバックルで締結したもの。各部の接合はプレートによる。
梯子は一段で桁内に設置されている。
(2023年5月訪問)
屋根 | □型 |
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半鐘 | なし |
見張台 | □型 |
脚 | □型 |