火の見櫓図鑑
本部町役場から東へ約1.2kmほど、伊波野地区の中ほどにある公民館の向かい側に建つコンクリート造の櫓。 見張台は四角形で、四角錐型の屋根を頂いている。頂点部には避雷針ではないで突起のような装飾が施されている。 脚は四本で、梯子は下部の倉庫壁面と脚の側面にコの字型の鉄骨を埋め込んだ形で設けられている。 正面には立派な扁額があり、「消防庫 昭和十二年五月中旬設」と記されている。 倉庫の上には、半鐘替わりに利用されていたガスボンベ、通称「ボンベ鐘」が横たわっている。
(2022年5月訪問)
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